『Inscryption』はネタバレ厳禁なカード&アドベンチャーなゲーム!

最近は前回記事で扱った『真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER』をやっていたのですが、ようやくクリアできました。

ストーリーに関しては正直評価しづらいのですが、育成RPGとしてやはりよくできていますね。

そのままの勢いで『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』に!

とも思ったのですが、箸休め的に軽めのゲームを挟むことに。

 

そこで選んだのが本作『Inscryption』

※再生すると音が出ます。

 

 

一見するとホラーテイストの『Slay the Spire』ですが、実際プレイするとゲーム着眼点は全くの別の所にありました。

 

本作の特徴

× ホラーゲーム

× ローグライトカードゲーム ※要素としてはあるが主ではない

○ カードゲームを題材としたアドベンチャー

 

プレイして2時間程は大体予想通りのゲームでしたが、進めていくと全く違うジャンルだと気づき始めます。

そして予想外の連続。

 

ゲームに「新鮮な驚き」を求める人に是非やってほしいです。

そして攻略等は出来るだけ見ずに3~4回はプレイしてください。

あと、このゲームがアドベンチャージャンルでもあることを思い出して、考えてください

どうしても詰まった場合は、詰まった箇所のみ調べるのはいいと思いますが、発見こそがアドベンチャーゲームカタルシスの基であることは念頭に。

 

自分はプレイして2時間程で感じた(クリア迄の)ボリュームの数倍のゲームボリュームがあってビックリしました。

『Slay the Spire』のようなリプレイ性はありませんが、その分エンドロールまでのプレイ時間は非常に濃密なゲームでした。

 

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まず、カードゲーム部分はあくまでゲーム・イン・ゲームというテイストを出す目的となっています。

カードゲームシステムは良くできていて面白いのですが、カード種類も少なく、簡単に勝てるような抜け道(必勝パターン等)も用意されています。

 

ただしアドベンチャーゲームとはいえ、ゲーム時間の8割はカードゲームに費やすことになるので、カードゲームに全く興味を持てない方にはさすがにオススメできないかもしれません。

 

 

そして一見ホラーですがまったく怖さはありません

自分はホラーゲームは苦手なのですが、まったく問題なく恐怖・ビックリ要素はありませんでしたので、あくまで(映像面の)ホラーテイストであり、(よくよく考察すると怖い話という)心理面の怖さがある程度です。

ただ、少しだけグロい要素はあるのでその点は少し注意が必要です。

 

 

クリアまで実際に遊んでみて、インディーズゲームの枠の中では非常に完成された作品でオススメできると感じました。

今年のGAME OF THE YEARは『It Takes Two』でしたが、まったく別方向のゲームとして『Inscryption』にも何か賞を上げたい位に気にいった作品となりました。

 

このゲームに関しては、「ここがイイ」「ここが驚いた」とかいいたいことは沢山でてくるのですが、ネタバレされることで面白さが大きく損なわれる類の作品なのでこの辺りにしておきます。

 

自分は昔『Detroit: Become Human』という名作を実況で見てしまい、steamに来た際に自分で楽しめないことをものすごく悔やんだ記憶があります。

それ以来、ネタバレ厳禁なゲームの実況等は見ないことにしていますが、このゲームもその一つ。

クリアできたのでようやく実況や考察を見ることが出来ます(笑)

 

もう一度だけ、迷ったらアドベンチャーゲームだということを思い出してください(   `・ω・) b